アナログフィッシュ、怒濤の3時間 ライブ休止前最後のワンマンは沖縄で

ライブ活動休止前の最後となるワンマンライブに臨むアナログフィッシュ=10月20日、那覇市のOutput

結成25年を迎えたロックバンド・アナログフィッシュが10月20日、ライブ活動休止前の最後となるワンマンライブを那覇市のライブハウスOutputで行った。7月に予定していた沖縄公演の延期公演として開催されたこの日のライブ。約3時間にも及ぶ怒濤(どとう)のステージで、しばらくライブが見納めになってしまうアナログフィッシュを観客らは目に焼き付けた。
「今まで生きてきて、1番良いライブ」
ライブ翌日には、ベースボーカルの佐々木健太郎がXに「今まで生きてきて、1番良いライブでした」と投稿したことに表れるように、魂のこもったステージが展開された。
1曲目はことし出した3枚のシングルから、疾走感のある『Lady Lady』で幕開け。これから始まる楽しい夜を演出してみせた。
ワンマンライブはこの日が最後。11月11日の京都でのイベント出演を最後にライブ活動はしばらく休止するものの、楽曲制作や個人の活動は続ける。ギターボーカルの下岡晃は「俺たち46歳だからさ、いろいろやんなきゃいけないことがあるわけで」と前置きした上で、「音源を作りながらちゃんと良いライブができる環境をつくります。その時にはぜひ見に来てもらえたらうれしいなと思います」と、最良の状態でのカムバックを宣言した。
お笑いコンビ・オードリーのライブのために書き下ろした楽曲で、今回のライブタイトルにもなっている『SHOWがはじまるよ』。軽妙でメロウな雰囲気をまとったこの曲を聴くと、くるくる回るミラーボールの映像が脳裏に浮かぶ。歌詞の一節「僕らの住む街で素敵なSHOWがはじまる」で、ライブバンド・アナログフィッシュの再来に期待感が高まった。
アナログフィッシュ、怒濤の3時間 ライブ休止前最後のワンマン…の画像はこちら >>ライブ活動休止前の最後となるワンマンライブに臨むアナログフィッシュ=10月20日、那覇市のOutput”>