[ヒットのたまご](275)沖縄物産コーディネイター 池村博隆
首里琉染(大城裕美社長)は、京都で草木染の第一人者として活躍した染色作家 先代・山岡古都によって1973年に那覇市首里に創設され、50周年を迎えました。
琉染では、伝統ある紅型を職人が一点一点手作業で染め上げ、反物を仕上げています。また、サンゴの化石の模様を拓本技法で染める「サンゴ染め体験プラン」が好評で昨年は外国人観光客を含め約1万5千人が体験し、楽しい旅の思い出をつくりました。首里琉染で染めた50種の反物の中からお好きな柄を選びオーダーメードでかりゆしウエア(3万5千円~)などに仕立てる50周年感謝企画もスタートしました。納品までに約2週間、紡縮加工を施しているのでフォーマルやカジュアルに安心して着用できます。
また色彩心理アドバイザーの資格を持つ大城社長がお客さま一人一人のラッキーカラーを提案、丁寧な接客と気さくな会話からオンリーワンの1着が生まれます。
26年秋の首里城復元に向けて動き出した首里の街、首里城に至る綾門大道(あやじょううふみち)の「中山門」跡地にある首里琉染と創業120年の角萬漆器はお隣同士、沖縄を代表する伝統工芸「紅型」と「漆器」が軒を連ねる魅力のスポットです。王都の城下町散策で首里琉染を訪ねてみませんか。
【メモ】那覇市首里山川町1の54。電話098(886)1131。詳細は下記のURLから。
紅型・サンゴ染め工房 首里琉染
https://www.shuri-ryusen.com/首里琉染、創業50周年!ラッキーカラー提案でオンリーワンの「…の画像はこちら >>
創業50周年を迎えた首里琉染のロゴ