継続的に医療の提供へ 新しい救急拠点の選考開始『実現可能性などを審査』【新潟】

新潟市内の救急医療体制を強化するため県医師会が設置を進める新たな救急拠点の整備・運営事業者を決定する選定委員会の初会合が開かれました。

医師の高齢化が進み将来的に新潟市の救急医療が逼迫するとして、県医師会が開設を目指す新たな救急拠点。

その整備・運営事業者を決める選定委員会が13日に初会合を開きました。

県医師会が年間8000台以上の救急車の受け入れを求める新拠点の整備・運営には済生会新潟病院と県厚生連新潟医療センターが立候補。

13日は両者が提出した事業計画書について実現可能性や経営安定性など6つの項目を元に審査が行われました。

【選定委員会 堂前洋一郎委員長】
「継続的に医療提供体制を続けられるかどうかっていうところの瀬戸際なので、全体を通して実現可能かどうかっていうところを1番重点に置いていきたい」

選定委員会は6月上旬までに事業者を決める予定です。