飛騨地方に春の訪れ 古川祭 「起し太鼓」が4年ぶりに 下帯姿の男たちが打ち鳴らす 岐阜

岐阜県飛騨市の「古川祭」の呼び物、勇壮な「起し太鼓」が行われ、4年ぶりに太鼓の櫓(やぐら)が町を練リ歩きました。
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江戸時代から伝わる「起し太鼓」は、飛騨市古川町の気多若宮神社の例祭である「古川祭」の最大の呼び物です。
CBC

町の中心部の広場では19日夜8時半ごろ、祝い唄に続いて大太鼓にまたがった下帯姿の男衆らが威勢よくバチを振り下ろして「ドーン、ドーン」と太鼓を打ち鳴らし、櫓を動かして町内を練り歩きました。
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新型コロナの影響で、これまで中止や規模を縮小しての開催となっていましたが、今年は4年ぶりに太鼓をのせた櫓が、町を練り歩きました。町の人々を、夜中に太鼓の音で起こして祭りを知らせたことから名づけられたとされ、古い町並みに響く太鼓の音が、飛騨古川に遅い春の訪れを告げていました。