実業家のひろゆきこと西村博之氏が4月20日のツイッターで、岸田文雄首相に爆発物が投げ込まれた襲撃事件の背景についてコメントを行い、物議を醸している。
威力業務妨害容疑で逮捕された木村隆二容疑者は、選挙制度に不満を持ち訴訟を起こすなど現状の政治に強い不満を持っていたとされている。ひろゆき氏はこの背景について、19日のツイッターで「『統一教会の組織票で当選』と訴訟で主張。彼なりに社会を良くしようとした結果だとすると、現状に不満を感じる人達のエネルギーと行動力を正しく向ける先がない事が問題なのかもしれない」とコメントしていた。
また、この発言の報道に補足する形で、20日のツイッターでは「昭和の時代は食べ物を作り、道路を作り、学校を作り、働く事で社会が良くなる実感が得られました」とコメント。続けて、「現在は必要ないモノを売りつけたり、やらなくていい仕事を無理に作ったりと、自分が働く事で社会が良くなってる実感は得づらいです。社会を良くしたい人が空回りする時代」と書き込んだ。ひろゆき氏としては、空回りする社会が事件の背景にあるのでは推察した形だ。
>>ひろゆき「何もやらない人が政治家になって税金で食ってる」米山隆一議員に指摘し反響<< これには、ネット上で「これは激しく同意。社会が良くなる実感とかって本当にないよね」「本質を突いてますよね、ひろゆきさん」といった共感の声が聞かれた。このほか、「令和の時代は、これ以上"求めないこと"が大切なんだと思います」「働く意義を忘れているんだろうね。世の中を良くするというより、自己満足のための仕事をしてる人もいるのでは」といった声も聞かれた。 一方で、「昭和は良かったと話すようになったらおしまい。昭和おじさん、まじ勘弁」といった声や、「多分そういう人たちのほとんどは地道に地味に働いている」といった異論の声も聞かれた。 記事内の引用について ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246