【ふるさと納税】”春の申し込み”でさらにお得に楽しもう! – 3つのメリット&おすすめ品をご紹介

日本各地の返礼品をお得に楽しめるふるさと納税。春の申し込みには、さまざまなメリットがあることをご存じですか?

この記事では、ふるさと納税を春に利用するメリットと、春に申し込む先行予約に適した返礼品をご紹介。ふるさと納税をさらに美味しく活用する方法をお届けします!
○ふるさと納税、春ならではのメリットは?

春にふるさと納税を行うことで得られるメリットは主に3つあります。
○メリット1:返礼品の先行予約ができる

第一のメリットとしては、旬がある食べ物を”先行予約”として確保し、最もおいしい時期に楽しめることが挙げられます。

新鮮さが問われるフルーツや野菜などの返礼品は、旬の時期にすぐ発送できるよう、先行予約の枠を設けている自治体が多め。先行予約を実施している自治体を選び、春のうちに申し込むことで、旬の食べ物をタイムリーに味わえます。
○メリット2:人気商品の品切れリスク回避

二つ目のメリットは、人気商品が品切れするリスクが低いこと。

メディアで紹介された返礼品や、還元率が高い人気の品では、年の後半にはすでに受付が終了していることも。注文が殺到する年末にチェックした場合、せっかく見つけた気になる品が、「頼もうと思ったのに品切れしていた…」といった事態になりかねません。

そのため、人気の品やお得な返礼品を手に入れたい場合は、年末より早い時期に申し込むのがベター。申し込みの総数が少ない年明けから春のタイミングで寄付を行うと良いでしょう。

○メリット3:寄付による支出の集中を避けられる

春のふるさと納税で得られる三つ目のメリットは、寄付による支出の集中を避けられること。ふるさと納税は、上限金額までの返礼品を自己負担2,000円で受け取れるお得な制度ですが、すぐに”お得”を実感できるわけではありません。

ふるさと納税によって金銭的な負担が軽くなるのは、納税額の控除が行われる翌年以降。そのため、消費が激しい年末にふるさと納税をまとめて注文すると、家計の一時的な負担が増大してしまいます。

そこでおすすめなのが、一年の中で寄付のタイミングを分散させること。支出の変動を抑えたい方は、家計の消費額が少ない春の後半、5月ごろを目安に返礼品を申し込むのが良いと考えられます。
○春の先行予約がおすすめ! 夏~秋が旬の返礼品7選

先行予約できる品の中でも、特に春に申し込みたいのが”夏から秋”が旬の青果類。旬がある返礼品は、時期を過ぎると、手に入るのが一年後に。待つ時間が長くなるだけでなく、予約した内容を翌年まで記憶しておく手間が生じます。

そこで以下では、春の先行予約に適した、初夏から秋にかけて旬を迎える返礼品7種をピックアップ。旬の詳しい時期や、産地などもあわせて紹介します。
○シャインマスカット

パフェやケーキ、ロールケーキなど、さまざまなスイーツに用いられているシャインマスカット。皮ごと食べられる種なしブドウとして、近年人気が高まっているフルーツです。

そんなシャインマスカットの旬は、8月から10月頃。最盛期は9月とされています。

代表的な産地は、山梨県と長野県。その他、山形県や岡山県などでも収穫されます。

なお、山梨県や長野県は巨峰の産地、岡山はピオーネの産地としても有名な地域。先行予約できる返礼品の中には、シャインマスカットと他のブドウがセットになった品物が多いのも特徴です。
○マンゴー

5月から8月頃に旬が訪れるマンゴー。甘みが強く柔らかな口当たりのため、小さなお子さまと一緒に味わったり、高齢の方へプレゼントしたりするのにも適したスイーツです。

マンゴーの主な産地は、沖縄県と宮崎県。国産マンゴーのおよそ半分は、沖縄県で生産されています。

一方、宮崎県は、厳しい検査基準が設けられたブランドマンゴー「王様のタマゴ」の生産地。

また、普段見かける機会が少ない産地のマンゴーを楽しみたい方は、国内収穫量の約10%を占める鹿児島県産の品を申し込んでみてはいかがでしょうか。
○メロン

5月から7月が主な旬であるメロン。青肉のほか、赤肉や白肉といった種類があり、品種ごとに異なるさまざまな味わいを楽しめるフルーツです。

メロンの代表的な生産地は、茨城県と熊本県、北海道。また、山形県や青森県など、東北地方でも栽培されています。

春に先行予約をする場合は、締め切りにゆとりのある地域への申し込みがおすすめ。気候が寒冷で収穫時期の遅い、北海道や東北地方の返礼品を選ぶと良いでしょう。

○もも

6月から9月頃が旬のもも。収穫してからおいしく食べられる日数が少ないため、「産地から直接発送される」ことが多いふるさと納税の利点を実感しやすいフルーツです。

ももの主要な産地は、山梨県と福島県。2県の合計が国内の収穫量の約半分を占めていますが、長野県や山形県などの地域でも生産されています。

鮮度の良いタイミングを逃したくない方は、「もぎたて」や「朝どれ」と記載された返礼品を要チェック。これらの品は、収穫から発送までの期間が短く、新鮮な状態で送られてくる傾向にあるため、フレッシュなももの風味を楽しめます。
○とうもろこし

6月から9月にかけて旬を迎えるとうもろこし。サラダやスープ、蒸し物など、多様な料理に活用できる野菜です。

食用とうもろこし(スイートコーン)の主な産地は北海道。他の都道府県の生産量がそれぞれ国内総量の1割に満たないのに対し、北海道は4割以上の生産量を記録しています。

選ぶ返礼品としては、黄色い粒のとうもろこしはもちろんのこと、粒が白いホワイトコーンもおすすめ。「ロイシーコーン」や「ピュアホワイト」など、いろいろな品種がラインナップされています。
○枝豆

6月から9月頃が旬の枝豆。お酒のおつまみやおかず、子どものおやつなど、ゆでるだけで楽しめる手軽な野菜です。

新鮮なだけでなく、焼きや蒸しなど、いろいろな調理方法で味わえるのもメリットです。

枝豆の生産地は、千葉県や群馬県、山形県、北海道など。幅広い都道府県で栽培されており、年によって収穫量のランキングが大きく変動する野菜です。

○ジャガイモ

8月から10月が旬のジャガイモ。新ジャガの旬は5月頃ですが、一般的な春作の品種の場合は、夏から秋の時期に収穫量が増加します。

国産のジャガイモは、約8割が北海道産。「インカのめざめ」「メークイン」など、異なる品種を食べ比べできる返礼品も登録されています。

賞味期限が長く、常温保存できるのもジャガイモの大きな強み。冷蔵庫や冷凍庫のスペースを圧迫したくない方にも適した返礼品です。

税金の控除を受けられるだけでなく、日本各地の名産品と出会うきっかけにもなるふるさと納税。

年末に寄付をまとめていた方や、これまで時期を意識していなかった方は、春のふるさと納税を試してみてはいかがでしょうか?