「懐かしい」「幸せって…」 心温まるストーリーは、子供の友達がくれた『あるもの』をきっかけに

食べ物をきっかけに、「昔のことを思い出した…」という経験はありませんか。
小さな頃の記憶は、大人になっても、頭の中に残っているものです。
あるお菓子をきっかけに、ふと子供の頃を思い出した、漫画家の枇杷かな子(kanakobiwa)さんがInstagramに投稿したエピソードをご紹介します。
枇杷さんの家に、子供の友達が遊びに来た時のこと。
家に上がると、友達は「ねぇねぇママさん」と枇杷さんに声をかけました。
手に持っていた『あるもの』を、枇杷さんにくれるというのです…。
友達が持っていたのは、クリームソーダ味の小さなチョコレートでした。
おいしさを熱弁された枇杷さんが、さっそく口にすると、チョコレートがパチパチと音を立て始めました。中に、はじけるアメが入っていたのです。
「こういうアメを、昔よく食べていたな」と思い出しながら、隣の部屋ではしゃぐ子供たちを見守る、枇杷さん。
チョコっとした幸せを噛みしめながら、じんわり癒されたのでした。
【ネットの声】
・「クリームソーダみたいな子たち」という表現が素敵すぎます…!
・パチパチとはじけるアメ、懐かしい。チョコに入っているものもあるとは知らなかったです。
・「すっごくおいしいもの」を、2つも分けてくれるなんて!
・「幸せって、こういうものだよなぁ…」と思わせてくれる作品でした。
昔の思い出と、現在の幸せを重ねて、心がぽかぽか温まるひと時を過ごした、枇杷さん。
日常の中で、ふいに訪れるこうした瞬間は、大切にしたいですね。
[文・構成/grape編集部]