同僚の女性を本で叩いた疑いで逮捕 市営駐車場の料金踏み倒しで取り調べ 不起訴の男性技師(52)を懲戒免職 三重・四日市市 「問題行為を総合的に判断した」

同僚の女性を本でたたいた疑いで逮捕され、その後不起訴となった三重県四日市市の職員について、四日市市は他にも複数の問題行為があったなどとして、5月1日付で懲戒免職処分にしました。
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懲戒免職となったのは、四日市市都市整備部道路管理課の52歳の男性技師です。四日市市によりますと、男性技師はことし1月、同僚女性の右手を持っていた本で複数回叩いた暴行の疑いで逮捕されたほか、去年5月から6月にかけて自家用車を市営駐車場に停めた際、機械を不正に使用して駐車料金4万3000円余りを踏み倒した疑いで、警察の取り調べを受けていました。男性技師は、いずれの容疑でも不起訴となりましたが、市の聞き取りに事実を認めているということです。このほか、勤務中に上司の指示を守らなかったり、ゴミ箱を蹴ったりするなどの問題行為が複数あったとして、市はこれらを総合的に判断して、男性技師を懲戒免職にしたということです。四日市市は「市民の信頼を損なう行為であり大変遺憾。再発防止に努める」としています。
CBC