「ウイルスに感染するおそれがある」60代男性が電子マネー130万円分などをだまし取られる【新潟】

新潟市東区に住む60代男性が電子マネー130万円分と現金15万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

5月2日、男性が新潟市東区にある母親の家でパソコンを使用中、画面に「ウイルスに感染するおそれがある」と表示されたため、表示された電話番号に電話をかけたところ、男からウイルス対策の代金を支払う必要があると繰り返し言われました。

男性は5月3日までの間に、10回にわたってコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、合計130万円分の権利をだまし取られたほか、新潟市内の金融機関で、他人名義の口座に現金15万円を振り込み、だまし取られました。

その後、コンピューター会社から男性に「あなたは今、詐欺の被害に遭っている」と連絡があり、警察に相談して、被害が発覚しました。

《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。