GW中の北陸襲う…“最大震度6強”の地震 東海3県でも揺れ観測 専門家「当面1週間位は強い揺れに注意」

北陸地方で発生した最大震度6強の地震、東海3県でも岐阜県の北部で震度3の揺れを観測しました。

5日午後2時42分ごろ、大型連休中の北陸地方を襲った最大震度6強の地震。揺れは東海3県にも及び、名古屋市東区の東海テレビでも建物が揺れているのを感じました。

東海3県の地震は、岐阜県の高山市・飛騨市・白川村で震度3、岐阜県内のほか、愛知県と三重県内でも広い範囲で震度2などを観測しました。

地震発生直後の高山市内では、地震の発生を告げる防災無線が響きました。大型連休中で観光客が行き交う街なかでは、目立った混乱や被害などは確認されませんでしたが、スマートフォンを操作し地震の情報を確認する人の姿も見られました。

東海道新幹線をはじめ、東海3県の交通機関に地震による影響はなかったということです。

今回の地震について、専門家は次のように解説します。

山岡先生:
「2018年ごろから活性化した群発地震の中で発生した。一連の『群発地震』といわれる地震がたくさん起こる状態の中で、起きた最大の地震であるということ。当面一週間くらいは強い揺れに注意するのは当然として、やや長期的に強い大きな地震が起きる可能性もある。例えばマグニチュード6.3とか6.5とかがまた来ないかというと、来るかもしれない。東海地方には影響があるとはとても思えなくて、ここ数年の地震活動をみると、能登半島の先端に限られている」