「ここも三河 むらさき麦の かきつばた」 松尾芭蕉が俳句に詠んだ紫色の麦が見ごろに 食べられず観賞用 町おこしに栽培復活 愛知・岡崎市

愛知県岡崎市で、松尾芭蕉ゆかりの「むらさき色の麦」が見ごろを迎えています。
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初夏の風に揺られる「むらさき麦」。かつて、松尾芭蕉が東海道の藤川宿を訪れた際、「爰(ここ)も三河 むらさき麦の かきつばた」と詠んだと言われています。
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観賞用の「むらさき麦」は食用に適さず、戦後に姿を消していましたが、岡崎市の藤川町では約30年ほど前から町おこしの一環として、地元の市民グループが栽培を復活させています。今は約1万2000平方メートルの畑で見ごろを迎えていて、あと1週間は楽しめそうだということです。
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地元では5月13日に「むらさき麦まつり」が開かれます。