安住紳一郎アナ、「THE TIME,」で高3ら10代関与疑いの銀座強盗事件に「社会のゆがみみたいなものを感じさせる」

TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は10日、8日午後6時15分ごろ、銀座8丁目のロレックス専門店「クォーク銀座888店」で仮面姿の男3人組に多数の腕時計が奪われた強盗事件を報じた。
この事件では、直後に東京都港区内の建物へ侵入した疑いで現行犯逮捕された男4人は、いずれも横浜市在住の16~19歳で高校3年生やアルバイトらだった。警視庁は4人が強盗に関与した疑いがあるとみて調べている。
今回の事件を受け番組では東京・渋谷で高校生30人に番組ディレクターがアンケートを実施。その結果、「同世代が強盗をした」ことに驚くか驚かないかは10人が「驚かない」、20人が「驚いた」だった。さらに「自分が闇バイトに関与する可能性」は「ある」が2人、「ない」が28人だった。
このアンケート結果に総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは、「闇バイトに関与する可能性」の設問に2人が「ある」だったことに「全員がないと言うと思ったんですが」などとし「番組のディレクターに話をするということで本音を話しているかどうかは分かりませんけれども、ちょっと私たちが想像する結果とは違った結果になりました」とコメントした。
さらに今回の事件で容疑者が「警察官に確保される時に痛い、やめて、痛い、なんていう声を聞くと、何となく犯行の残酷さというより幼稚さ、稚拙さを感じさせるところがあります」とし「事件への衝撃ももちろんですけど、社会のいびつさ、最も人生で楽しいだろう10代の時期をなぜ、こういうことをしてしまうのかということで、社会のゆがみみたいなものを感じさせる結果となりました」とコメントしていた。