「詐欺ではないか」振り込み直後に不安に 60代女性が現金約100万円をだまし取られる【新潟】

糸魚川市に住む60代女性が現金約100万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

5月12日、女性の自宅の固定電話に市役所職員を名乗る男から電話があり、「介護保険料の過払い金がある。返還するから使っている銀行を教えて欲しい」などと言われました。

女性は糸魚川市内の金融機関へ行き、携帯電話で指示を受けながらATMを操作し、現金約100万円を他人名義の口座に振り込み、だまし取られました。

女性は振り込み直後に「詐欺ではないか」と不安になり、金融機関の職員に相談したことで、詐欺の被害に気付きました。

《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。