長年“非自民”の政党を支援…愛知県小牧市の職員組合 次期衆院選で自民と維新の現職議員の推薦方針を決定

愛知県小牧市の職員組合が、次の衆院選で自民党と日本維新の会の現職議員を推薦することがわかりました。公務員の労働組合が自民党の国会議員を推薦するのは異例です。

小牧市職員組合は23日、執行委員会を開き、次期衆院選に向けて愛知6区の自民党・丹羽秀樹衆院議員と、愛知5区の日本維新の会・岬麻紀衆院議員を推薦する方針を決めました。

小牧市職員組合は去年10月に、丹羽議員と岬議員を「友好議員」としていて、推薦の方針について異論は出なかったということです。

旧民主党など長年「非自民」の政党を支援してきた公務員の労働組合が、自民党の国会議員を推薦するのは異例です。

小牧市職員組合は去年9月に、連合傘下の自治労愛知県本部から脱退していて、今年4月の愛知県議選では自民党候補者も推薦していました。

小牧市職員組合の青木清執行委員長は「居住する組合員と連携出来て意見を反映できる議員であれば、政党にとらわれず推薦していきたい」とコメントしています。