八芳園が、白金台MuSuBuとKITTE丸の内で1週間『熊本春スイカフェア』開催

八芳園では5月24日から28日まで東京・白金台の「MuSuBu」にて、また5月30日から31日まで東京・KITTE丸の内 地下1階「東京シティアイ パフォーマンスゾーン」にて、熊本の魅力を発信するポップアップイベント『スイカの名産地 熊本春スイカフェア』を開催する。

○■八芳園×熊本で魅力発信へ

今春、観光産業に参入することを明らかにした八芳園では、いま地方自治体と連携しながら地域と交流する人々(=関係人口)の増加を促進する取り組みを進めている。これまでも国内各地の地域活性化のため、ゆうに100を超えるポップアップイベントを開催してきた同社だが、今回は熊本市と強力なタッグを組む。年間を通じて、熊本市の認知度アップ、イメージの向上、熊本ファンおよび関係人口の増加を目指していく方針だ。

同社 執行役員の窪田理恵子氏は「年間を通じて、熊本の上質な魅力を広くお伝えしていきたい。その第一弾として、まずは都内で7日間、『食』をテーマの中心に据えたポップアップイベントを開催します」と説明する。具体的には、熊本が誇る『熊本スイカ』にフォーカスを当てて「ブラックジャック」「金色羅皇」(こんじきらおう)などを販売。またスイカを使ったパフェ、スムージーなども提供していく。さらには熊本県民に親しまれる郷土料理「太平燕」(タイピーエン)など、熊本グルメも展開する。

熊本市東京事務所 副所長の清田圭一氏も、こうした八芳園の取り組みを歓迎している。観光需要の回復を見据え、首都圏で「熊本城」などの魅力発信に努めてきた同事務所。清田氏は「八芳園さんからご提案いただいた『食』を通じて熊本をPRしていくプロモーション方法、また人と人をつなぐ交流案などが、私たちが思い描いていた方向性とまったく同じだったんです」と嬉しそうに話す。

MuSuBuでは5月28日まで、熊本の生産者から直送で届く新鮮な熊本スイカを販売する「熊本スイカマルシェ」を開催。5月27日、28日の土日には「熊本スイカ割り大会」、および熊本の郷土菓子である「いきなり団子」を作って味わうワークショップを開催予定としている。

ちなみに八芳園では、今年の夏頃に『熊本大交流会2023(仮称)』を開催する予定。首都圏における熊本ネットワークのさらなる強化、および関係人口の創出を目指し、歴史文化、観光資源をはじめ、良質な水、高品質な農畜水産物など、熊本の魅力を強く発信していきたいとしている。
○■どんな熊本グルメが楽しめる?

ポップアップイベントの初日、MuSuBuではすでに熊本グルメを楽しむ人たちの姿が見られた。以下、メニューの一部を写真で紹介したい。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら