大学受験のための塾・予備校通い、「効果があった」と回答した割合は?

日本トレンドリサーチは、「医学部受験予備校 医進の会」と共同で実施した「受験勉強の時間」に関するアンケート調査の結果を5月24日に発表した。調査は5月12日~15日の期間、大学受験の経験がある男女1,000人を対象にインターネットにて実施したもの。

1日何時間受験勉強をしていたかを調査すると、27.5%が「1日5時間以上していた」ことが明らかに。

大学受験勉強の際、塾や予備校に通っていたかを尋ねると、37.3%が「通っていた」と回答。その理由として、「自分だけでは管理しきれないと思ったから」「周りが通っていたので必要なものだと思っていたから」「一人だとさぼるから」といったコメントが寄せられた。また、通っていなかった人(62.7%)は、「1人で勉強する方が好き」「部活をしていたので行く時間がなかった」などの意見があがった。

塾や予備校に通って効果があったかを尋ねると、「とても」と「やや」を合わせて76.4%が「効果があった」と回答。その理由に「対策や準備を効率的にできた」といった声があがった。

受験勉強のときに集中するコツや勉強方法のコツが「あった」(31.3%)人は、「解答をひたすら覚える」「過去問を徹底的に研究する」「集中する時間を設ける」などの回答をあげた。そのほか、受験勉強で印象に残っている思い出を尋ねたところ、「友達とクイズを出し合ったり、競いながら勉強した」「一つの目標に向かって1年間集中した」などのエピソードが寄せられた。