祖父の遺品整理中に孫が死亡しひ孫2人は負傷 迷惑すぎる「置き土産」に批判殺到

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祖父の遺品の中から発見された手榴弾が爆発し、アメリカ・インディアナ州の男性が死亡した。爆発には男性の子供2人も巻き込まれたという。『NPR』『Fox News』などの海外メディアが報じた。
事件に対処したレイク郡保安局のFacebookによると、午後6時半頃、住宅地で爆発が起きたという通報を受けて保安官たちが対応にあたったという。
当局のオスカー・マルティネス・ジュニア保安官は「何者かが手榴弾のピンを引き抜いてしまい、爆発が起きたと伝えられている」と当時の状況を語った。
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救助隊員が現場に駆けつけたところ、成人男性が意識のない状態で発見され、後に死亡が確認されたという。男性は祖父の遺品を整理している最中で誤って手榴弾のピンを引き抜いてしまい、自身を巻き込む爆発事故を起こしてしまったとみられている。
そのとき男性の2人の子供である14歳の少年と18歳の女性も破片で負傷し、近くの病院に運ばれている。
FBIの発表によると、退役軍人だった両親や祖父母の持ち物から爆発物が予期せず発見されることは、そう珍しいことではないという。
第一次世界大戦や第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争など、さまざまな時代の兵役で「お土産」として手榴弾などを持ち帰る軍人は多くいたようだ。
この事故を受け警察当局は、手榴弾や爆発物を発見した人はそこから離れ、ただちに通報する必要があるとして強く訴える。
祖父の遺品が原因で孫とその家族が死傷するという痛ましい事故に、SNS上では「私の大叔父は、南北戦争時代の砲弾に色を塗り、ドアストッパーに使っていました」といった経験者によるコメントも寄せられた。
また「父親がピンを抜いたのは愚かだが、そもそも家に手榴弾がなければこの悲劇は防げたはずだ」と嘆く人や、退役軍人の遺品に対する注意喚起も行われている。