偽造された在留カードを使用した疑いで、新潟市中央区に住むベトナム国籍の男が逮捕されました。
出入国管理法違反の疑いで逮捕されたのは新潟市中央区山二ツに住む無職のベトナム国籍の男(34)です。
男は不法在留者であることを隠し、新潟市中央区のホテルで清掃員として働こうと3月下旬の採用面接の際、あらかじめ準備した顔写真などを印刷して偽造された在留カードを提示した疑いがもたれています。
男は、4月17日に旅券不携帯で現行犯逮捕され、4月18日には不法残留の疑いで逮捕されていました。
警察によりますと、逮捕後の捜査で男は在留期間が過ぎているにも関わらず、ホテルで数日働いていたことが明らかになり、採用面接時に偽造の在留カードを使った疑いが強まったということです。
警察の調べに対し、男は「偽造の在留カードを面接で示した」と容疑を認めていて、警察が偽造された在留カードの入手ルートなどを詳しく調べています。