声出し解禁や保護者の人数制限解除…“5類移行”で小学校の運動会がコロナ禍前の姿に 4年ぶりに歓声響く

新型コロナの5類移行で、2023年は運動会に元の姿が戻ってきています。名古屋の小学校でも、4年ぶりに子供たちの歓声や家族揃っての声援が響きました。 27日、運動会が開かれた名古屋市東区の矢田小学校。
藤谷校長:「今年はみんなが一斉に集まって開会式ができる。こんなスポーツフェスティバルになったことを、校長先生は非常に嬉しく思います」 コロナの期間、運動会は学年ごとに分かれて行っていましたが、2023年は4年ぶりに全校児童が集まって開催されました。中でも子供たちにとって嬉しい変化があります。(リポート)「4年ぶりに声出し応援が解禁となり、子供達は大きな声で応援しています」
5年生:「みんなの応援が力になって、精いっぱい頑張れて嬉しいです」別の5年生:「今は声出しもOKで、久しぶりにみんなと一緒におしゃべりしたりできるので楽しいです」 また、2022年までは保護者など観覧できる人数を、1家族2人までとしていましたが、2023年は制限がなくなり、多くの保護者が応援に駆け付けました。
2年生の父親:「本来あるべき運動会になったのかなって、ちょっと嬉しいですね」2年生の母親:「去年はマスクしているので自分の子供が見つけられなかった、見つけるのにすごい苦労したんですけど、やっと子供の笑顔とかが見られてよかったなと思います」 6年生の娘を応援に来た家族は…。母親:「胸が熱くなりました。大勢の人に応援されてよかったなと思います」祖母:「『今年はおばちゃんも見にきていいよ』って声をかけてもらって、孫の方から」 小学校生活最後の運動会でリレーのアンカーをつとめ、両親や祖母に成長した姿を見せることができました。
6年生の娘:「前は人数制限とかがあったので、なかなか3人来られなかったんですけど、集まってくれたのが嬉しいです」祖母:「6年生ということで小学校最後になりますので、こんなに成長したんだなって本当につくづく思いました、今日は」 多くの我慢をしてきた6年生。ようやくいつもの運動会を楽しむことができました。
6年生:「応援している方も楽しいし、応援されている方も楽しかった」別の6年生:「僕5年間運動会やってきたんですが、今年が一番楽しかった」
元気いっぱいに声を出し、笑顔があふれた運動会。学校にもコロナ禍前の光景が少しずつ戻ってきています。