一人暮らし学生、夕食を「自炊する」と答えた割合は?

ナイルは3月16日、「かんたん宅食ガイド ラクタさん」が実施した食事に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は3月7日~14日、全国の学生20代男女864人のうち、一人暮らしの285人を対象に行われたもの。

まず、朝食・昼食・夕食をとるか聞いたところ、「朝食を毎日とる」が42.11%、「昼食を毎日とる」が69.12%、「夕食を毎日とる」が83.16%となった。朝食をとっていない人は約2割。

男女別で見ると、朝食は「毎日とる」が女性50.00%に対して、男性は36.20%となり、男性の方が朝食を食べない傾向が見られた。

一方で、昼食・夕食は男性の方が毎日とる割合がわずかに大きい結果に。ただし「とらない」の回答は、朝食・昼食・夕食いずれも男性の方が割合が大きくなっている。

夕食を「毎日とる」「ときどきとる」と回答した270人に、夕食はどのようにとっているか尋ねたところ、「自分で作る」が最多となった。6割以上が自炊している結果となっている。また、平日と休日で見比べると、休日の方が「外食」「デリバリー」の利用が増えている。

夕食1食分の理想金額は、「300~399円」と「500~599円」が最多となった。599円以下に回答が集中しており、全体の7割を占めている。

599円以下を選択した人の割合を男女別で見ると、399円以下では女性の方が大きくなっている。特に「100~199円」の男女差が大きい傾向。400円以上では、男性の方が割合が大きくなっている。

夕食に関してどのような悩みがあるか尋ねると、最も多かったのは「料理をする気力」で36.30%となった。以下、「後片付けが面倒」が31.48%、「食費がかさむ」が28.89%で続く。