なじんでる! クレーンゲームの景品に紛れ込んでいたのは?「笑った」

ゲームセンターなどでおなじみのクレーンゲーム。
クレーンを操作して狙った景品を獲るのは、簡単そうに見えて意外と難しいですよね。
クレーンゲームはアメリカでも人気があり、子供だけでなく大人も夢中になって遊ぶ様子が見られます。
ペンシルベニア州にあるミニゴルフ場『メドウズ・ファミリー・ファン・ミニ・ゴルフ』で起きたハプニングが話題になりました。
このミニゴルフ場の敷地内にはクレーンゲームがあるのだそう。
ゲーム機の中にはカラフルなぬいぐるみやオモチャなど、子供が好きそうな景品がぎっしりと詰まっています。
ある日、従業員がそれらの景品の中に見慣れないものが入っているのに気付きました。
それは…グラウンドホッグ!日本ではウッドチャックと呼ばれるリス科の動物です。
なんと野生のグラウンドホッグがクレーンゲームの景品の中にしれっと紛れ込んでいたのです!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
Pennsylvania Game Commission(@pagamecomm)がシェアした投稿
グラウンドホッグの発見後まもなく、州狩猟管理官のサルバドーレさんが現場に駆け付けました。
彼がクレーンゲーム機に近付くと、たくさんのぬいぐるみの中からグラウンドホッグの頭が飛び出してきたのだとか!
サルバドーレさんはすぐゲーム機の会社に連絡して、機械のロックを解除。グラウンドホッグを安全に捕まえて、解放してあげました。
幸いグラウンドホッグにケガはなかったそうです。
『ペンシルベニア州狩猟委員会』はInstargamで、景品に紛れているグラウンドホッグや、ゲーム機を見つめるサルバドーレさんの写真を公開。
「管理官は遊ぶためではなく、調査するためにゲーム機に近付いた」「次回はグラウンドホッグが不正に景品を獲得しようとせず、専用のコインを使って遊んでほしいですね」と紹介しました。
このユーモアたっぷりの投稿は、見た人たちの笑いを誘ったようです。
・その景品をゲットしたいよ!
・サルバトーレさん、グラウンドホッグを助けてくれてありがとう!
・笑った!この子は居心地のいい友達を探していたのかな?
さまざまな野生動物が生息するアメリカでも、このような通報はめったにないとのこと。
おそらくグラウンドホッグは、景品の取り出し口からゲーム機の中に入り込んで出られなくなったのでしょう。
一見しただけではわからないほど、ぬいぐるみに見事に溶け込んでいたグラウンドホッグ。
もしお客さんが見つけていたら、相当びっくりしたでしょうね!
[文・構成/grape編集部]