8月20日午後、新潟県佐渡市下相川で、70代男性が海で溺れる事故がありました。男性は心肺停止の状態で救急搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは、埼玉県に住む男性(76)です。
男性は20日午前、海水浴のため旅行で一緒に来た友人と海水浴を始めました。
正午ごろ、男性は1人で水中メガネを装着し、沖合の岩場に向けて泳いでいき、友人は海岸で昼食の準備をしていました。友人によると、午後0時半前、事故現場付近の海上で、男性が友人に対して手招きをする様子を確認したのを最後に姿が見えなくなったということです。
その後、友人は水深約5mの海底で沈んだ男性を見つけ、引き揚げようと試みたものの、引き揚げることができず、消防に通報。
消防が沖合約40m、水深約5mの海底から男性を引き揚げ、病院に救急搬送したものの、搬送先の病院で男性の死亡が確認されました。
現場は、佐渡市の観光名所「弁慶のはさみ岩」付近の海岸で、海水浴場ではないものの遊泳が可能な場所だということです。