初めて見る水田に驚き! シンガポールの飲食店オーナーが新潟に 県産食材への理解深める

シンガポールの飲食店のオーナーが新潟市を訪れ、花角知事と県産食材の利用方法などについて意見を交わしました。

7月10日、花角知事のもとを訪ねたのは、シンガポールで飲食店「スープレストラン」を経営するウォン・ウェイ・テックさんです。

【ウォン・ウェイ・テックさん】
「(新潟の食を)もっと学んで理解したい」

シンガポールを中心に飲食店を展開するウォンさんは、現地で新潟米を使ったチャーハンなどを提供していて、今年1月には花角知事が店を訪れていました。

ウォンさんはほかの県産食材の導入も検討していることから、今回初めて新潟を訪問。

県庁では県産のスイカのほか、枝豆を試食すると…

【ウォン・ウェイ・テックさん】
「ノンストップ!(手が止まらなくなる)」

花角知事はほかの夏野菜についてもアピールし、ウォンさんも新鮮な野菜に興味を示していました。

【ウォン・ウェイ・テックさん】
「今回様々なアイテムを買って、持ち帰って、シンガポールで研究して、また考えたい」

県産食材について理解を深めたあと、ウォンさんが訪れたのは、新潟市西蒲区のコメの生産現場です。

国内で使われるコメの全量を輸入に頼っているシンガポール。

収穫の機械はもちろん、田んぼを見るのはウォンさんにとって今回が初めての体験です。

【ウォン・ウェイ・テックさん】
「全ての作業過程が最初から最後まで管理されている。これがナンバーワンライスの秘密なんだと思った」

新潟米の魅力を再確認したウォンさん。

【ウォン・ウェイ・テックさん】
「新潟に探しに来て、こんなに色んなものがあって、勉強できたことを幸せに思う。これからも関係を続けていきたい」

ウォンさんは11日も枝豆の生産現場などを視察します。