藤井七冠が3勝1敗で棋聖4連覇達成…過去のタイトル戦で“フルセット”は1局のみ 七番勝負ではゼロ

将棋の藤井聡太七冠は18日、佐々木大地七段との棋聖戦第4局に勝ち、棋聖4連覇を果たしました。過去の棋聖戦五番勝負でも、第5局までもつれたことはありませんでした。 棋聖の初タイトルは2020年、渡辺明九段に3勝1敗でした。2021年はストレート勝ち、2022年も3勝1敗で、いずれも第5局を待たずして棋聖を獲得しています。 過去に最終戦まで指されたのは、2021年に行われた叡王戦五番勝負の1度だけです。 この時は当時竜王・叡王の二冠だった豊島将之九段との戦いでした。第4局までは先手が勝利、第5局は振り駒で藤井七冠が先手となって勝利し、タイトルを奪い最年少で三冠を達成しました。
最終戦まで行われたのはこのときだけで、七番勝負では最終戦まで行われたことはありません。