防衛大学校の日常をユーモラスに描いたエッセイ本『今日も小原台で叫んでいます』発売

KADOKAWAは7月28日、「今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校」(ぱやぱやくん 著/1,760円)を発売する。

著者のぱやぱやくんは防衛大学校卒の元陸上自衛官で、退職後は会社員を経て、現在はエッセイストとして活躍。名前の由来は、自衛隊時代に教官からよく言われた「お前らはいつもぱやぱやして!」という叱咤激励に由来するそう。Twitter(@payapayakun)はフォロワー23万人超え(2023年7月現在)。

同書は、防大生の日常をユーモラスに描いた1冊。防大(防衛大学校)は神奈川県横須賀市小原台(おばらだい)にあり、陸・海・空、各自衛隊の幹部自衛官となる人を教育訓練している施設。学生や関係者たちからは、「小原台」と呼称され親しまれているのだとか。

防大ならではの学び「防衛学」や、 防大最大の合戦 棒倒し、防大の勉学事情、大フィーバーする卒業前夜など、”塩まみれの梅干しのような青春”を送る防衛大学校の世界を紹介しているという。「防大にやってくる学生たち」「学生のヒエラルキーと役職」などコラムも充実。

起きて5分で誰かの絶叫を聞く、低血圧にはつらい世界
「3歩以上は駆け足」「同期と対番学生以外は全て敵」という穏やかならざる合言葉
「エクストリームスポーツ」さながらの清掃
常に時間に追われる1学年は、朝食をパンに挟んで牛乳で流し込む
「妥協するな!」が口癖で常に110%を出す
防大ならではの学び、「防衛学」
恋愛は防戦一方、ピュアな防大生たち
開校記念祭の「棒倒し」は、栄光をつかむ防大最大の合戦
困ると日本語が怪しくなる、士官学校からの留学生たちとの交流
「今夜が最後のラストナイト」と大フィーバーする卒業前夜

構成は以下の通り。

はじめに―現代に残されたジャングル、防衛大学校の世界へようこそ
第1章 防大ワールドへようこそ
第2章 1学年はつらいよ
第3章 限界に挑む訓練と行事
第4章 防大最大の合戦、棒倒し
第5章 楽しい防大生活
第6章 防大の勉学事情
第7章 防大生と異文化交流
第8章 楽園の終わり
おわりに―人生が一度しかないのなら、防大へ行くのもまた一興