麻生太郎氏の対中国「戦う覚悟」発言にネット騒然 “真意”を問う声も

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自由民主党副総裁の麻生太郎氏が8日、訪問先の台湾・台北で開かれた「ケタガラン・フォーラム」にて講演を行った。そこで中国への挑発とも受け取られかねない発言をしたとして、ネットは騒然となった。
麻生氏は軍事的圧力を強める中国を念頭に、台湾情勢について言及。
台湾海峡の平和と安定には強い抑止力を機能させる覚悟が求められていると主張した麻生氏は、そのあとに「戦う覚悟です」と改め発言。
この発言にツイッター(現・X)は騒然とし、「何を発言している? 日本の副総理でなく個人的な意見ですから!!」「中国を煽るのは止めて下さい」などと恐怖や不安を抱く人が続出した。
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また、「日本国民は平和を望んでおり、戦う覚悟など全くありません」「こっちは『戦う』つもりない」「戦うなら貴方1人で戦ってください」といった声が上がっており、「怒りしか感じない」と憤りを覚える人も。
「いや、危険人物ですよ、マジで」「政治家としてほんと終わってる」「政治家に不適格であることを教え、かつ政治家の地位から引き摺り下ろさねばならない」といった厳しい意見も見られた。
一方で、「戦う覚悟で『抑止力強化』だからな? 戦争に至らないためには抑止力が必要」という声も…。
実際に、麻生氏は「最も大事なことは、台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないことだ」との見解を示しており、「お金をかけて“防衛力”を持っているだけではダメ」「台湾海峡の安定のためにそれを使うという意志、明確な意志を相手に伝えて…それが“抑止力”」と説明。
その内容からして、“戦う”というのが“戦争”を指したものではないという真意も充分に推測可能なため、「切り取りが醜い」との指摘や、「大元の内容を確認してみたい」と、冷静な声も上がっている。