採用試験は面接だけではない? 志願者の熱意や本性を見極める着…の画像はこちら >>
企業の採用試験を受ける際、見られているのは面接だけではないかもしれない。少し変わった採用方法が話題となっていることを、アメリカの『NEW YORK POST』やイギリスの『Mirror』が報じている。
ニュージランドに本社があるソフトウェア企業のXero。そのオーストラリア支店の元マネージング・ディレクターであるトレント・イネスさんが、実際に行っていた採用方法を明かした。
面接の最中に志願者たちにコーヒーを提供し、飲み終わった時にコーヒーカップをキッチンに自分で戻すか否かを見極めているそうだ。
それによって、企業に対して「役に立ちたい」という熱意や、他の社員と協力的に働ける性格がどうかが分かるからだという。
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トレントさんは「スキルや知識、経験は入社してから身につけることができるが、そうした細やかな気遣いや態度は天然のもの。後から身につけるのは難しい」と話す。
実際にキッチンに戻させはしないものの、自分で片付けようとする姿勢が見られることが重要であり、これによって実際に5~10%の志願者が不採用となるという。
そして、作家でマネー・コラムニストのヴィクトリア・デヴァインさんがポッドキャストに語った、さらに変わった採用方法も注目を集めている。
人材募集サイト『LinkedIn』に投稿する求人に、「細部にまで注意を払える人」と記すことを明かしたヴィクトリアさん。「応募される方は、文章の一番下のe-mail宛てに履歴書とカバーレターを添付し、送信してください」といった文章を添えるそうだ。
にもかかわらず、LinkedInを通して応募してくる志願者が半分以上いるといい、「その方たちの履歴書には目も通しません」とキッパリ語った。
さらに少し前には、掲示板『Reddit』でもある採用方法が話題になった。企業のビルの「受付」に面接官を忍ばせる」というのだ。
一番初めに顔を合わせる受付係。面接官とその他社員に対する態度が違う志願者も多く、なかには受付係とはアイコンタクトさえしない人もいたという。
「この方法なら、ものの5分で合否を決めることができる」と投稿者は明かし、志願者たちの本性を垣間見る方法として大きく話題となった。