台風7号は日本海を北上中 東海地方には湿った空気が入り込み線状降水帯が発生する恐れも 16日も警戒が必要

台風7号は、東海地方から離れつつありますが、湿った空気が流れ込むため、東海地方は16日午前中にかけて、線状降水帯が発生する恐れがあり、引き続き土砂災害に警戒が必要です。
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15日に紀伊半島に上陸し近畿地方を通過した台風7号は、15日夜、日本海に抜けて北上しています。
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台風の影響で、東海地方は13日から各地で大雨になり、降り始めからの雨量は、三重県大台町で677.5ミリ、松阪市で339.5ミリ、愛知県南知多町で135ミリなど、8月一ヶ月間に降る雨の量を超えている所があります。
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台風は次第に東海地方から離れますが、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、16日にかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。16日午後6時までに予想される雨の量は、いずれも多い所で、愛知県と岐阜県で200ミリ、三重県で120ミリの見込みです。
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また、東海地方は16日午前中にかけて、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高くなる恐れがあり、気象台は、引き続き土砂災害や低い土地、河川の増水やはん濫に警戒を呼びかけています。