怖い?可愛い?17万6000円特大ミャクミャクぬいぐるみ 万博公式ショップ1号店オープン

2025年大阪・関西万博の関連グッズを扱う公式ショップ1号店が6日、大阪市のあべのハルカスに入る近鉄百貨店本店にオープンした。記念式典には大阪府の吉村洋文知事(48)や、「一日店長」を務める公式キャラクター「ミャクミャク」が登場。同所ではミャクミャクをあしらった商品の販売だけでなく、万博のPR動画を流すなど情報発信の場としても活用し、機運醸成につなげる。
目玉商品は高さ95センチのミャクミャクの特大ぬいぐるみ。お値段は17万6000円。当初は「怖い」など否定的な意見もあった公式キャラクターだが、露出が増えるにつれて人気も上昇。グッズ販売の最前線に立つ。また、純金製10グラム小判も28万6000円で販売される。金は今年に入り値上がりし、1グラム1万円を超えたと話題になるなか、強気の価格設定となった。受注生産となる高額商品の購入を勧められた大阪府の吉村知事は「ちゃんとお金を払わないと。すぐ週刊誌にのりますから」と苦笑い。いかにも大阪らしい商品に「結構売れそうな予感がします」と太鼓判を押した。
店頭には、まんじゅうやクッキーなどのお菓子のほか、傘や抗菌マスクケース、エコバッグといった日常品まで約180種類をラインアップ。吉村知事は「大阪の魅力をぎゅっと凝縮したエリアが、あべのハルカスを中心とするエリアだと思います。小さなパビリオンができたよう。ここから万博の輪が広がれば」と期待をよせた。一方で、パビリオン建設の遅れも指摘されており「万博の準備もしっかり進めて、こんな未来社会があるんだなという万博を大阪の地で実現したい」と、力強く語った。