じつは洗濯機を汚しているかもしれない“NG行動” しっかり洗…の画像はこちら >>
ハウスクリーニングや不用品回収などのサービス比較サイト「くらしのマーケット」の人気店がノウハウを伝えるYouTubeチャンネル「くらしのマーケット大学-プロのお仕事」にて、洗濯でついやってしまいがちなNG行動について解説している。
衣服を綺麗にする洗濯機は衛生を保ちたいもの。しかし同サイトの洗濯機クリーニング人気店である株式会社ecoハウスサポートの津田井氏によれば、洗濯に欠かせない“洗剤”がじつは洗濯機を汚してしまう場合があるという。
洗濯機の汚れといえば黒カビだが、洗剤や柔軟剤が洗濯機に残るとカビがそれを食べて繁殖してしまうとのことだ。
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そして洗剤の中でも、とくに注意が必要なのが“粉洗剤”。土汚れや泥汚れなどに対しての洗浄力は優れているものの、その粒子が洗濯槽に付着しやすくカビの繁殖を手助けしてしまうため、“衛生を長く保つ”という視点ではあまり良くないよう。
とくに無添加、天然に近いせっけん成分は人に優しい反面、“生き物”であるカビにも優しいというデメリットが。そしてカビを除去する成分が入っていないということは「カビにごちそうを与えている」と津田井氏は解説する。
なお、赤ちゃんなどデリケート肌への配慮で無添加を選んでいるなどの場合は、「洗剤の量を控えて洗濯槽掃除のスパンを短めに」して、汚れの付着を抑えたり早めに落としたりすると良いようだ。
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洗剤の量については無添加に限らず控えめがベスト。通常、洗濯洗剤の容器には使用量の目安が記載されているが、洗濯物の量に比例して洗剤の量を増やすのはNGなのだという。
柔軟剤に関しても増やす必要はなく、むしろ洗剤よりも残る可能性が高いため、洗濯槽にベッタリと柔軟剤が残っているケースが多いとのこと。津田井氏の見解では、洗剤も柔軟剤もおおよそ規定の半量で充分な洗浄力があるそうだ。
なお、ジェルボールタイプの洗剤は量の調節ができないため、洗濯物の量が少ない場合は洗濯機が少ない水量を表示しても1つ高い水量に上げるとのアドバイスも。しっかり洗うためには、水に対する洗剤の濃度が高くなりすぎないように注意する必要がある。
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