街の野良猫グループに「待った」 しかし、その後ハプニングが?

誰かに助けてもらった時は、いつかお返しをしたくなるもの。
そんな感情を抱くのは、もしかしたら人間だけではないかもしれません。
漫画家の、なるあすく(@naruasuku)さんが『恩返し』にまつわる作品を、X(Twitter)で公開しました。
ある町の野良猫たち3匹で結成されたグループ、『のらのら団』。
リーダーのアニキが点呼を取ると、近くの銭湯で飼われている猫のへちまが紛れ込んでいました。
どうやら、メッセージを伝えに来たようで…。
へちまは、野良猫たちに「ゴミ捨て場を荒らさないでほしい」と伝えに来たのだとか。
食べ物を探すのに必死な野良猫たちは、へちまのメッセージに耳を傾けないばかりか、ケンカを仕掛けます。
へちまの華麗なステップに、アニキのパンチはことごとく不発。勝ち目がないと察したアニキは、その場を離れました。
しかし、そのはずみで『のらのら団』のメンバー、まめ吉が川に落ちてしまいます。
アニキが助けに行ったものの、実は泳げなかったそう。大ピンチ…と思いきや、ある人が2匹を助けに来たのでした。
『野良猫の恩返し』は、意外な形で…?
アニキとまめ吉を助けに来たのは、へちまの飼い主である、銭湯の男性スタッフでした。
冷たい川で冷えた2匹の体を温めるため、風呂桶を使って猫たちの風呂をこしらえ、ご飯も与えました。
その様子を見ていた女性スタッフが『のらのら団』を銭湯で引き取れないかと考えていると、野良猫たちはすでに、いなくなっていたのです。
ぶっきらぼうな口調ではあるものの、人間の優しさに触れ、恩を感じたアニキ。
銭湯の人たちへのお礼として、『のらのら団』は町行く人たちを手招きし、銭湯へと導いたのでした…!
【ネットの声】
・へちまが超ファインプレーな上に賢すぎる!野良猫たちは、今もどこかでひっそり暮らしているのかなー。
・猫にも義理人情があるというお話…みんないい子だし、特にアニキは男前!
・まさに『野良猫の恩返し』!素敵な話で、めでたしめでたし。
野良猫たちの義理人情ならぬ『義理ネコ情』に、心温まった人が続出したようです。
もしかしたら、あなたの町にも『のらのら団』のような野良猫がいるかもしれませんよ…!
[文・構成/grape編集部]