中部運輸局は24日、名古屋市港区のビッグモーター「名古屋茶屋店」に対し、民間車検場の指定を取り消す処分を科しました。
中古車販売大手・ビッグモーターを巡っては、不正な保険金請求などが明らかになり、国土交通省は立ち入り検査を行った全国34店舗で違反が確認されたとして、行政処分をする方針を示していました。
このうち名古屋市港区の「名古屋茶屋店」に対して、中部運輸局は10月20日、会社側の言い分を聞く「聴聞」の場を設けましたが、ビッグモーター側は欠席しました。
中部運輸局はこの結果などを踏まえ、名古屋茶屋店を24日付けで民間車検場としての指定を取り消す最も重い処分を科しました。