専門家「冬眠まで2カ月位は緊張感を」クマの出没相次ぐ岐阜県で対策会議 出没件数は2022年の約2倍

クマの出没が相次ぐ岐阜県で27日、対策会議が開かれました。

岐阜県内では2023年、クマの出没が2022年の約2倍の524件あり、住民が襲われる被害も6件に上っています。

27日は県内の自治体や警察、猟友会などの関係者が集まって会議が開かれ、来週から11月上旬にかけて、クマが潜んでいそうな地域の緊急点検を行うことを決めました。

クマの生態に詳しい岐阜大学応用生物科学部の浅野玄(まこと)准教授は「クマの冬眠まで、あと2カ月ぐらいは緊張感を持ってほしい」と呼び掛けていました。