モノクロ写真のビッグマック、実はコレ… 正体に称賛の声「素晴らしい!」

大手ファストフード店の『マクドナルド』で長年愛されている、人気メニュー『ビッグマック』。
3枚のバンズと2枚のパティにレタスなどの野菜やチーズが挟まった、食べ応えのあるメニューですよね。
美術作家の小坂学(@coca1127)さんがX(Twitter)に投稿した、『ビッグマック』の写真が話題になっています。
投稿されたのは、色の付いていないモノクロの『ビッグマック』。
白黒写真のようにも見えますが、この『ビッグマック』は食べることができません。
なぜなら…小坂さんが紙で作った作品なのですから!
小学生の頃、親に買ってもらえず、食べたくて仕方がなかった『ビッグマック』。いまだに特別な存在なので、紙を素材に制作しました。
こんなコメントとともに、紙で作ったビッグマックを公開した、小坂さん。
『ビッグマック』そのものはもちろん、発砲スチロールでできた当時のパッケージも見事に紙で再現しています。
バンズの凹凸や、今にも溶けだしそうなチーズなど、1つの素材で作られたとは思えないほど多様な質感を表現。そのクオリティの高さに驚きますね。
こちらは制作途中の様子。
パティ部分は、ピンセットを使って表面の肉の質感を調整、バンズの底部分の気泡も実物と見間違えるほどの再現度です…!
レタスも繊維までリアルに作りこまれています。
色々と試行錯誤を重ねながら、一つひとつの具材を丁寧に作り上げる工程は、気が遠くなる作業です。
何日もかけて、ようやくでき上がった作品。小坂さんはこの感動を伝えるべく、実際にパッケージを開けて取り出す様子を動画でも投稿しています。
制作記録です。うーん、、ちょっと感動。 pic.twitter.com/Jsrym1vCw5
緻密に再現された小坂さんの作品には、目を疑う人が続出。驚きの声が相次ぎました。
・素晴らしい!
・本当に紙!?とんでもないクオリティー!
・この質感よ…。特にチーズの断面とか、表面が伸びてやや溶けながら粗くなった感じとかがすごい。
『ビッグマック』がいつでも食べられるようになった現在でも、いまだに憧れの存在だという、小坂さん。
こだわりが詰まった作品からは、そんな小坂さんの『ビッグマック』への特別な想いが、ひしひしと伝わってきますね。
[文・構成/grape編集部]