なか卯の新メニュー「炭火焼き親子丼」がウマすぎる! アップデートしたシン・親子丼、オススメの味変は◯◯!

牛丼チェーンやカツ丼チェーンがひしめき合う中、親子丼の美味しさで高い人気を獲得する丼ぶりチェーン「なか卯」。

初めてなか卯の親子丼を食べたときは、「こんなにウマい親子丼が、こんなに安価で手軽に食べられるのか」と驚いたことを覚えているが、なんと、いつの間にか看板メニューの親子丼がより美味しく進化したというではないか。

すでに完成しきった味と思われていた親子丼だが、一体これ以上どこをどう進化させたというのか。気になったのでさっそく近くのなか卯に向かってみたところ……そっ、その手があったかァァァァッッッ!!
○▼一手間でガラリと変わった「炭火焼き親子丼」の魅力

親子丼に限らず、あらゆる丼ぶりメニューが充実しているなか卯。「和風牛丼」や「カツ丼」といった定番メニューに加え、「鶏唐丼」「牛とじ丼」、そして「まぐろのたたき丼」や「漬け烏賊ユッケ丼」といった新鮮な海鮮メニューもラインナップするなど、そのバリエーションの豊富さと方向性は他の牛丼チェーンやカツ丼チェーンとは明らかに一線を画している。

また、親子丼と並ぶ看板メニューとして「京風うどん」も打ち出しており、これも上品で本当にウマいと評判だ。最近では「明太子クリームうどん」などの変わり種まで登場するなど、依然として攻めの姿勢を貫いている。

そのなか卯が看板メニューの親子丼をさらに進化させたのは今年1月26日のこと。従来の親子丼はそのままに、新メニューとして「炭火焼き親子丼」(並盛590円、小盛550円、大盛660円)をレギュラーに加えたのである。

すっ、「炭火焼き」だとッッッ……!!!!!!!!? なるほどっ、その手があったかぁぁぁ!

同じ焼きモノでも炭火で焼くと一気に美味しくなるけど、あれはなんでなんだろう? 特に鶏肉はめちゃくちゃウマくなるじゃん? 宮崎県名物の鶏炭火焼とか本当にヤミツキになる美味しさだし、一度食べるとしばらくは普通の焼き鳥が物足りなく感じてしまうくらいインパクトがあるというか。

その炭火焼きスタイルをなか卯が取り入れるとは、まさに盲点だった。ただでさえウマいなか卯の親子丼を炭火焼き仕様にしたら、もはや戦う前から勝利が約束されているようなものである。

ということで、その勝利の味をさっそく注文してみました。

おお、本当に炭火で焼かれてる。これもう……。

香りだけでわかるよ。絶対ウマいでしょ。うわ~、香ばしくていい香り~!

なにはともあれ、まずは一口いただこう。パクッ……。

ああ~、ありがとう! これこれッ! 求めていたのはこれです! ウマい! 素晴らしい!

もともとなか卯の親子丼は絶品である。厳選した鶏肉とこだわり卵、そして秘伝のタレの三位一体で作り上げている逸品で、すべてお店で手鍋を使ってひとつずつ手作りしているそうだ。

この「炭火焼き親子丼」は、その絶品親子丼に炭火の風味を纏わせることで味わいを一変。スモーキーな香りと旨味を加えたことで、さらなるスペシャル感、高級感を獲得している。ちなみに、鶏肉は備長炭で丁寧に網焼き調理をしているらしい。肉はふっくらした柔らかさと程よい弾力感で食べ応え抜群である。これはヤミツキになる……。

とろっとろ & ふわっふわ食感のたまごも最高! 絶妙な火加減で、半熟具合は完全に専門店レベルだ。秘伝のタレは甘味と塩味、出汁の風味のバランスが絶妙で、たまごによく絡んでデリシャス……!

お米にも秘伝のタレとジューシーな卵&炭火焼き鶏が染みまくりで実にウマい。もはやこのお米だけでもウマいレベルである。

ちなみに、途中で七味唐辛子や山椒をかけて味変をしてみたが、特に山椒との相性は抜群であるように感じられた。「なんなんだ、この相性の良さは……」と考えてみたが、もしかしたら、うな重のそれに近いのかもしれない。

ほら、うな重もうなぎを炭火焼きにして食べるじゃん? うな重を食べ慣れている我々日本人の舌には、「炭火焼き×山椒」の組み合わせは鉄板コンビとして染み付いているのかもしれない。本当によく合うんだよなぁ~。

なか卯の新メニュー「炭火焼き親子丼」。トリッキーな技に頼らず、正攻法で堂々と進化させたその味はまさに次世代の新定番。「炭火で炙る」という一手間で大幅にアップデートしたシン・親子丼、ぜひ一度お試しあれ!