日本空手道連盟は１６日、沖縄県出身で東京五輪金メダリストの喜友名諒さんが現役を引退したと発表した。沖縄が生んだスーパースターの突然の引退に衝撃が広がる。空手の関係者からは、喜友名さんが残した偉業をたたえ、今後の活動に期待する声が上がった。（社会部・玉那覇長輝、中部報道部・屋宜菜々子）
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「沖縄に初めて五輪の金メダルをもたらした偉大な選手。世界に沖縄の空手を表現してくれ、子どもたちにとっても憧れの存在だ。これまで歩んできた世界の道を後輩たちに伝えて、立派な指導者になってほしい」と期待した。
出身地沖縄市の桑江朝千夫市長も「まだ若いので残念。びっくりしている」と驚いた様子。喜友名さんは名誉市民で、「市民の誇り」と表現した。
「沖縄の空手文化や歴史を世界へ発信してくれて、ありがとう」とこれまでの功績をねぎらい、後進育成や空手文化の発信など今後の活動に期待した。
特設サイト空手形喜友名諒 頂への道 | 沖縄タイムス特設サイト集沖縄発祥の空手が、東京オリンピックで初めて正式種目に採用。形男子では沖縄県出身の喜友名諒選手が金メダルに最も近いと・・・www.special.okinawatimes.co.jp