人口減少ストップへ!地元で働いてほしい…新潟・関川村で“小・中学生”対象のハローワーク開催

人口減少が自治体の大きな課題となる中、新潟県関川村では地元で働く若者を増やそうと地元企業の話を聞く小中学生向けのハローワークが行われました。

関川村のアリーナに並ぶ企業や事業所のブース。就職説明会が開かれているのかと思いきや担当者から話を聞いているのは関川村の小・中学生です!

これは未来のハローワークと題した取り組みで地元での就職を将来の選択肢に入れてもらおうと開催。地元の企業などが子どもたちにそれぞれの仕事の魅力を語りました。

【長谷川珠子アナウンサー】
「全部で10の企業ブースがある中こちらの関川村で唯一の生コンクリート製造会社ではコンクリート作りを体験します」

固まる前のコンクリートを初めて触る児童たち。関川村で唯一生コンクリートを製造するこちらの企業は去年8月の記録的豪雨の後関川村の橋や道路の復旧を支えました。

【男子児童】
「みんなのために造っているんだなってこの会社に入ろうかなと思った」

【女子中学生】
「中々見ることがてきないことを仕事をしている方々が教えてくれたことが印象に残っている」

【下越生コン建設 長谷川正康さん】
「これからも住みよい街にしていくために若い人の力がいる。人手不足もあるからぜひ来てほしい」

児童や生徒は地域を支える地元企業の魅力を知ることでふるさとで働く未来が想像できたようです。