【速報】13歳未満の女児に乱暴 強制性交の元小学教諭に懲役5年6月 「悪質で被害は深刻」 地裁松戸支部で判決

13歳未満の女児にわいせつな行為をしたとして、強制性交罪などに問われた元小学校教諭、水沼宏嘉被告(31)=松戸市、懲戒免職=の判決公判が地裁松戸支部であった。本間敏広裁判長は「悪質で被害結果は深刻」として、懲役5年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
本間裁判長は量刑理由で「当時小学校教諭という立場にありながら犯行に及び、自らの性的欲求を優先した」と非難。「被害女児が被った肉体的、精神的苦痛は大きく、現在も精神的に不安定な状態が続いている。将来の健全な育成への悪影響も軽視できない」と述べた。
判決によると、昨年11月19日と今年1月16日、県内で13歳未満の女児にわいせつな行為をしたほか、当時の自宅で児童ポルノが記録された携帯電話を所持した。
県教委は3月、被告を懲戒免職処分としていた。被告が勤務していた小学校を管轄する教育委員会は「このようなことが起きてしまったことを重く受け止め、再発防止に全力で取り組んでいる」とコメントした。