会社で「ありがとう」と1日1回も言われないビジネスパーソンの割合は?

オフィスエンニチは12月13日、「社内コミュニケーションに関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は11月16日~20日、全国のビジネスパーソン920名を対象に、インターネットで実施した。
○会社で「ありがとう」と言われる1日の回数は?

会社で1日平均何回くらい「ありがとう」と言われているか聞くと、最多回答は「言われていない」で23.6%だった。次いで、「3回」(20.1%)、「7回以上」(16.0%)、「2回」(12.5%)と続いている。3回以上という回答が54.3%と、半数以上を占めた。
○「仕事で関わる人からの感謝を実感」は6割

仕事で関わる人からの感謝を実感できているか尋ねると、59.7%が「感じている」「どちらかというと感じている」と回答した。仕事上のチームメンバーと相互理解できているか聞くと、51.6%が「相互理解できている」「どちらかというと相互理解できている」と答えている。

○同僚・経営者についてどの程度知っている?

チームメンバーについてどの程度知っているか質問したところ、「経歴」は61.7%、「趣味/好きなこと」は53.5%、「仕事観のモチベーション」が52.1%、「家族のこと」が50.7%が知っていると答えた。一方で、「悩んでいることや、ストレスに感じること」については、53.9%が知らないと回答した。

社員同士の相互理解が職場での意識にどの程度影響を与えるか聞くと、「働きやすさ」については81.5%、「エンゲージメント」は74.0%、「幸福度」は73.3%、「チームワーク」は80.7%、「企業への愛着度」は75.5%が影響すると答えた。

経営者についてどの程度知っているか尋ねると、「仕事へのモチベーション」は38.3%、「家族のこと」は34.4%、「悩んでいることや、ストレスに感じること」は31.4%、「経営方針」は49.9%、「将来に描いているビジョン」は45.7%が知っていると回答した。

社内報を読んでいるか質問したところ、40.4%が「読んでいる」、23.2%が「読んでいない」と答えた。36.4%は「社内報がない」と回答している。