あと少し遅かったら… 凍った湖に落ちた犬 救助された時の状態にゾッとする

真冬に気温が氷点下に下がると湖が凍ることがあります。
凍った水面はまるで硬いスケートリンクのように見えても、実際は氷が薄く張っているだけということも多いそうです。
アメリカのミシガン州で『ジョージタウン・タウンシップ消防署』に「湖に犬が落ちた」という救助要請が入りました。
犬は凍った湖に転落してしまい、飼い主が助けようとしましたがうまくいかなかったのだとか。
救助隊員たちは水面救助用スーツを着て、急いで現場に向かいました。
落ちたのはラブラドールレトリバーのヘーゼルちゃんという犬で、沈まないように必死にもがいていたそう。
隊員たちは水に入り、ヘーゼルちゃんを抱きかかえて、無事に岸に引っ張り上げることに成功!
緊迫感が伝わる救助の様子を撮影した写真は、100回以上シェアされました。
ヘーゼルちゃんは順調に回復して、数日後には飼い主さんと一緒に『ジョージタウン・タウンシップ消防署』にお礼に立ち寄ったとのこと。
救助に尽力した隊員たちと再会して、みんな笑顔の写真が紹介されました。
隊員たちが救助に駆けつけた時、ヘーゼルちゃんはひどく疲れ切っていて、顔と鼻には氷が張っていたそう。
冷たい水に浸かった状態でヘーゼルちゃんの体力がどんどん奪われていく中、あと少し救助が遅れていたら…と思うとぞっとします。
投稿では消防署長が「雪に覆われた氷を硬い地面と勘違いするペットや子供から目を離さないことが特に重要です」と注意を呼びかけました。
真冬に犬の散歩をする時は、凍った湖には近付かないように気を付けるべきですね。
[文・構成/grape編集部]