神社に突如現れた巨大で神々しい白狼、その「素材」知ったネットユーザーから驚きの声

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アートのジャンルに、リサイクル素材で作るといったものがある。それを壮大なスケールで作ったら? 今ネットでは、最高にカッコいいリサイクルアートが話題になっている。

「廃材でオオカミ作ったやつ」というコメントを添え、写真を投稿したのはX(旧・Twitter)ユーザー・廃材再生師:加治聖哉さん。
神社の鳥居に突如として現れた神聖な狼。スケール感が凄く、背景と相まって神々しさが漂ってくるが、その材料は廃材だというから驚きだ。
廃材がこんなにカッコいいオオカミに生まれ変わるとは。これは思わず拝みにいきたくなるほどのクオリティである。
#私をコレで覚えて欲しい
廃材でオオカミ作ったやつ pic.twitter.com/CZw27rcxHi
廃材再生師:加治聖哉 (@scrapanimal) February 13, 2024

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加治さんが制作した作品は、ネットで大きな反響を呼んでおり、「まさに、神社の守り神」「神秘的」「何度見てもカッコいい」と、称賛の声が続々と上がっている。
また「わあッ、白っぽいけど廃色(はいいろ)オオカミ!かっけ~」と、上手いコメントをしているユーザーもいた。
記者は、製作者の加治さんを取材した!
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廃材で作ったのにも関わらず、荘厳で迫力のある目を見張る作品だ。この狼を作ろうとした意図やきっかけは?
「ジブリ作品にある『もののけ姫』の山犬に乗ってるシーンを見て、いつか作りたいなぁと思って制作し、実際乗れるものを制作しました」(加治さん)
作品の大きさは387×151×118cmで、製作日数は約4週間だという。こだわった部分は?
「骨格から再現し、廃材がどんな廃材か分かるように加工し、毛並みなどを表現しているところです」(加治さん)

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廃材にはどのようなものを使っているのか。
「使用材料は建具の板端材、筋交いの切れ端、鰯の展示用材料の余り、片栗粉の空箱です」(加治さん)
片栗粉の空き箱はちょっと身近なものなので、少し親近感も湧く。
これまでどのくらいの数の廃材作品を作ってきたのかを問うと、「約70種くらい作りました。匹数にすると約2400体になります」(加治さん)との衝撃の回答。すごい…。
捨てられるはずの様々な廃材に再び命を吹き込み、ここまで立派な作品を多数作っている加治さん。これからも驚きのリサイクルアートで、私たちを楽しませてくれるはず…!