自動運転バスきょう再開 事故受け運転手指導強化 横芝光町

横芝光町で実証実験運行している自動運転バスが手動運転中に踏切の遮断機と接触した事故で、横芝光町は8日、運行を9日に再開すると発表した。
町企画空港課によると、町は7日朝の事故発生後に運行を中止し、運行の実務を担当する複数の自動運転事業者と安全管理体制を再点検した。人為的ミスとみて運転手への指導を強化し、8日に運行ルートを走行して自動運転に必要なカメラやセンサーに問題がなかったことから早期に再開する。
2月2日に始まった実証実験運行中は原則、踏切通過の際は一時停止線まで自動運転し、渡る時は手動運転する。7日の事故発生時は、対向車線の大型車を回避するため踏切の約100メートル手前から安全優先のため手動運転に切り替えており、回避後は踏切までの距離が短かったため、手動運転を続けて一時停止線まで進んでいた。