県立中央病院の医師を停職6か月の懲戒処分 送別会からの帰宅時に酒気帯び運転 富山

富山県立中央病院に勤務する医師が酒気帯び運転で摘発され罰金30万円の略式命令を受けたことから、富山県は5月31日付けで停職6か月の懲戒処分としました。

停職6か月の懲戒処分を受けたのは、富山県立中央病院の呼吸器外科に勤務する川向純医長(38)です。

川向医長は今年3月の土曜夜、富山市内の飲食店で行われた看護師や医師など約20人による職員の送別会に幹事として参加しました。

川向医長はこの会合でビール5杯を飲み、その後自宅に帰ろうと自家用車を運転していたところをパトロール中の警察に呼び止められ、酒気帯び運転で摘発されました。

川向医長は「自分の浅はかな行動で県民や自分の患者の皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ない」と話し、深く反省しているということです。

川向医長は午前3時まで送別会に参加し「代行で帰ろうと探したが見つからず、自分で運転してしまった」と話しているということです。

川向医長は4月18日に罰金30万円の略式命令を受け、5月1日から運転免許停止処分となっています。

富山県は飲酒運転の撲滅を徹底するため去年10月から処分を厳罰化。飲酒運転をした職員の氏名を公表することにしています。

川向医長は4月18日に罰金30万円の略式命令を受け、5月1日から運転免許停止処分となっています。

富山県は飲酒運転の撲滅を徹底するため去年10月から処分を厳罰化。飲酒運転をした職員の氏名を公表することにしています。