FC琉球は31日に沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで開催するガイナーレ鳥取戦の終了後、約1000発の「日本一のスタジアム花火」を打ち上げる。FC琉球のオフィシャルトップパートナーの仲本工業(仲本豊社長)が14日、沖縄市の本社で、県母子寡婦福祉連合会を通して県内へのひとり親家庭の50組100人分の招待チケットを寄贈した。仲本社長は「夏休み最後の日に、FC琉球の試合と花火を見に来てほしい。子どもたち1人1人の希望や思いを託せるよう、大輪の花火を咲かせたい」と話した。
鳥取戦は仲本工業の冠試合。同社は毎年花火を打ち上げているが、例年は100~150発程度という。今回は2022年の全国花火競技大会で業界最高峰の内閣総理大臣賞を受賞したマルゴー(山梨県)が、県内で初めてプロデュースする。
招待チケットを受け取った同連合会の比嘉美智子事務局長は「ひとり親家庭は、経済面だけでなく体験格差も一つの課題。子どもたちの思い出に残るだけなく、多くの学びの機会にもなる」と感謝した。
贈呈式にはFC琉球の増谷幸祐選手と荒木遼太選手も同席。「スタジアムの雰囲気や応援、試合後の選手とのハイタッチなどを楽しんでほしい」と話した。FC琉球が「日本一のスタジアム花火」 8月31日に約1000…の画像はこちら >>