小学生の女児の住むマンションに侵入したとして、宮城県警若林署は20日までに、住居侵入の疑いで仙台市若林区の会社員工藤仁平容疑者(29)を逮捕した。容疑を認め「唾液をもらいたかった」と供述している。
署によると、市内では2月ごろから、子どもが唾液を要求されたとの相談が、保護者らから十数件寄せられていた。署員が現場周辺の警戒に当たり、マンションから出てきた工藤容疑者に職務質問した。署は過去の被害との関連を調べる。
逮捕容疑は19日午後2時50分ごろ、女児がマンションのオートロックのドアを解除したのに続いて、エントランスホールに侵入した疑い。