おれおれ詐欺で法政大生 中込修平容疑者(21)を逮捕 

群馬県警渋川署は17日、詐欺の疑いで、千葉市花見川区幕張本郷の法政大3年中込修平容疑者(21)を逮捕した。
渋川署によると、おれおれ詐欺グループの現金受け取り役だった。
だまし取った額の2・5%を報酬として約束されており、「夏休みの間に稼ごうと思った」と供述しているという。
逮捕容疑は8月27日、仲間の男らと共謀し、群馬県高崎市の女性(76)宅に息子を装って
「500万円の小切手などが入ったバッグをなくした。いくらか用意できないか」と電話し、
同日午後2時40分ごろ、JR高崎駅近くの路上で現金100万円を詐取した疑い。
渋川署によると、この件を含め8月中旬~下旬、関東4県で数回にわたり、計約800万円を受け取ったとみられ、裏付けを進めている。
法政大は「事実関係を確認し、対処したい」とコメントしている。