佐渡市に住む60代女性が現金約645万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
4月8日、女性の自宅の固定電話に佐渡市役所職員を名乗る男から電話があり、「国民健康保険の還付金があります、12月に通知を送っているが、もう少しで期限が切れるので手続きをしてください」などと言われました。
女性は佐渡市内の金融機関へ行き、携帯電話で指示を受けながらATMを操作して現金を振り込んだものの、「番号が違うので受付できなかった」などと言われ、8回にわたり合計約645万円を他人名義の口座に振り込み、だまし取られました。
その後、不審な振り込みに気づいた金融機関から確認され、詐欺の被害に気づきました
《特殊詐欺の防犯ポイント》
犯人は言葉巧みに被害者をだまし、現金やキャッシュカードを取りに来る可能性があります。
・相手は詐欺のプロであることから、防犯機能付き電話機の設置や常に留守番電話に設定しておくなど、犯人からの電話に直接出ない対策を取ることを検討してください。
・電話でお金の話が出た時は、特殊詐欺を疑ってください。