南北の寒暖差20℃以上 北海道は5℃未満 九州は夏日も

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きょう22日は、寒気の流れ込んだ北海道では一部で最高気温が5℃未満となり、寒くなりました。一方、九州は所々で夏日になるなど、北と南で寒暖差が大きくなりました。
北海道~中国、四国は気温ダウン 九州は所々で夏日に
きょう22日は寒気の影響で、北海道は都市部でも雪交じりの雨が降るなど寒くなり、最高気温は遠軽町白滝や上川町などで5℃に届きませんでした。東北~中国、四国にかけても、最高気温がきのう21日より大幅に下がった所がありました。仙台市や前橋市などではきのうより10℃以上もダウン。一方、九州は南部を中心に所々で夏日となり、鹿児島市は5月中旬並みの25.2℃まで上がりました。※最高気温は15時までの値。
北海道は寒さの中でも桜が咲き進む

冷たい空気に包まれる中、北海道は桜が咲き進んでいます。きのう21日は室蘭で開花、札幌は満開となりましたが、きょう22日は帯広で桜の満開が観測されました。平年より13日も早く、1953年の統計開始以来最も早い満開です。ソメイヨシノが育つ北限は札幌と言われており、北海道では旭川、稚内、網走、釧路、帯広の気象台や測候所では「エゾヤマザクラ」が標本木となっています。
あす23日は東海から西で快適

あす23日は西日本や東日本は高気圧に覆われて、広く晴れるでしょう。きょう22日ほど北風が強まることもなさそうです。予想最高気温は九州~東海で20℃~23℃くらいと、昼間は何をするにも快適でしょう。関東もきょうよりは日差しが多くなり、暖かく感じられそうです。一方、北日本は引き続き寒気の影響を受けやすいでしょう。北海道は所々で雨や雪が降り、最高気温も1桁の所が多くなりそうです。東北は晴れますが、冷たい風が吹くため、昼間も寒く感じられそうです。