新型コロナ「5類」への移行が正式決定 何が変わる?療養期間や医療費 ワクチン 医療機関の診療どうなる【チャント!解説】

5月8日から、新型コロナが2類相当から「5類」に移行することが正式に決定しました。何がどう変わるんでしょうか?
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まず療養期間ですが、現在、原則7日間(有症状者は外出自粛)。これが原則5日間に短縮されます(外出自粛は求めず)。
そして、感染者数の把握の仕方が、これまでは全数を把握していましたが、これから変わります。1週間に1度の報告になる、毎日ではなくなるんですね。
CBC
医療費今は全て公費負担なんですけども、一部自己負担も生じてくる。
そしてワクチンに関して言いますと、今年度分に関しては全て公費負担のままとなりました。
CBC
この中で私が注目したのは、この対応する医療機関の数なんですね。現在は4万4000か所、これを国は1.5倍に増やしたい方針なんですね。
東海3県でも新型コロナを見てもらえる医療機関というのは増えるんでしょうか?
これ気になったんで、東海3県の担当者の方にね、お話を伺いました。
CBC
まず愛知県は現在2272か所。5月8日以降は、今、新規の医療機関を受け付けています。しかしながら既にかなりの医療機関が協力しているので、今後もそこまで増えないと見ています。岐阜県は今838か所で、5月8日以降は幅広い医療機関に働きかけていく方針。
三重県は693ヶ所で、5月8日以降はさらに増やすために、県の方から依頼している最中だということなんですね。
いずれにしても、新規陽性者徐々に増えている中での5類への移行ですから、問題があれば、すぐに対応する柔軟さが求められます。
CBC