愛知県知多市の住宅に侵入し、入浴中の18歳未満の少女を動画で撮影したなどとして、島根県警察本部は愛知県東海市の職員で保育士の男を児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは愛知県東海市が採用した保育士で、愛知県知多市の茂山義男容疑者(39)です。警察の調べによりますと、茂山保育士は今年5月から8月にかけて知多市内の住宅3か所に侵入し、入浴中の18歳未満の少女らを携帯電話の動画で撮影したほか、今年8月、アプリを通じて別の動画を島根県内の人物に提供したとして児童ポルノ禁止法違反の疑いなどが持たれています。島根県警察本部がインターネット上をサイバーパトロール中に動画の売買の形跡を見つけて、捜査を進めていました。調べに対して、茂山保育士は「間違いありません」と容疑を認め「他にも複数の場所で盗撮した」と供述しているということで、警察はさらに詳しく調べています。東海市は「市の職員が逮捕されて信用を失墜し、深くおわび申し上げます。捜査の状況を注視し、厳正に対処します」とコメントしています。